サンプル3



【ベン】
「ほら……抵抗しなかったらあいつらみたいにお前を犯すぞ」

【マリア】
「抵抗したら、やめてくれるんですか?」

 ベンをじっと見つめ、細い声で尋ねるマリアの視線から逃れるように、柔らかい乳房に唇を押し当てる。

 あえて、痛みを与えるようにそこを吸った。

【マリア】
「ん……ぁっ」

 わずかに、マリアが身じろぐ。
 だが、逃げる気配は全くなかった。

【ベン】
「俺が止めると思ってるのか……?」

 低い囁きが掠れる。
 やけに喉が渇いて、ベンは唇を舐めた。

 その湿った唇をマリアの首筋に押し当てると、ぬるりと舌を這わせる。

【ベン】
「答えろよ……。
 俺が、止めると思ってるのか……?」

 首筋から耳朶、また首筋から鎖骨を舐めて胸のふくらみまで到達する。

【マリア】
「ぁ……んんっ、あ……ぁあ……」

 身をよじらせるマリアの胸元を唾液で汚しながら、時折吸い上げては白い肌に赤い華を散らせる。

【ベン】
「いいのかよ……。
 このまま、犯すぞ」

 乱暴な言葉でマリアを煽り、ベンの手が胸をかろうじて隠している布地を引き下ろした。

 溢れ出た乳房を噛み付くように吸うと、マリアの体が大きく跳ねた。

【マリア】
「あ……んっ、ふぁ……」

 震える声にベンが体を起こすと、ただひたすらベンを見つめるマリアと目が合う。

 そのマリアの視線に、その場から逃げ出したくなったのはベンの方だった。