【ベン】 「ほら……抵抗しなかったらあいつらみたいにお前を犯すぞ」 【マリア】 「抵抗したら、やめてくれるんですか?」 ベンをじっと見つめ、細い声で尋ねるマリアの視線から逃れるように、柔らかい乳房に唇を押し当てる。 あえて、痛みを与えるようにそこを吸った。 【マリア】 「ん……ぁっ」 わずかに、マリアが身じろぐ。 だが、逃げる気配は全くなかった。 【ベン】 「俺が止めると思ってるのか……?」 低い囁きが掠れる。 やけに喉が渇いて、ベンは唇を舐めた。 その湿った唇をマリアの首筋に押し当てると、ぬるりと舌を這わせる。 【ベン】 「答えろよ……。 俺が、止めると思ってるのか……?」 首筋から耳朶、また首筋から鎖骨を舐めて胸のふくらみまで到達する。 【マリア】 「ぁ……んんっ、あ……ぁあ……」 身をよじらせるマリアの胸元を唾液で汚しながら、時折吸い上げては白い肌に赤い華を散らせる。 【ベン】 「いいのかよ……。 このまま、犯すぞ」 乱暴な言葉でマリアを煽り、ベンの手が胸をかろうじて隠している布地を引き下ろした。 溢れ出た乳房を噛み付くように吸うと、マリアの体が大きく跳ねた。 【マリア】 「あ……んっ、ふぁ……」 震える声にベンが体を起こすと、ただひたすらベンを見つめるマリアと目が合う。 そのマリアの視線に、その場から逃げ出したくなったのはベンの方だった。 |